革命を起こすきっかけとなったスーツの最新モデル。サンレモ・スピードスーツが2011年のパリ～ルーベでデビューするまでは、タイムトライアル以外でスピードスーツを着るなんて正気の沙汰とは思えなかった。しかし、初出場で勝利を収めた後、サイクリストのレースでの着こなしは一変した。最新の進化を遂げたサンレモBTWスピードスーツは、初期モデルから比べて格段に速くなり、今やトップ選手が愛用する製品の一つとして確固たる地位を築いている。トップスにはデザインを一新したAero Race 7.0 ジャージを使用し、Body Paint 4.Xスピードスーツの縫い目を減らしたボトムスと組み合わせることで、風に対して抵抗を受けにくい構造となっている。スーツは前面が完全に開くタイプで、夏のライドには高い通気性を高めてくれる。トイレ休憩を容易にし、背中には収納用のポケットが3つ付いている。また、タフなトレーニングやレースでも快適に過ごせるよう、カステリの最高ランクパッドであるプロジェットX2エア・シートパッドを採用。風洞実験では、この組み合わせが最速であることが実証されているのだ。