京都探索を楽しもう
日本の京都についてどのようなイメージをお持ちですか?ほとんどの人は、寺院、神社、庭園、そして伝統的な日本の文化を思い浮かべるでしょう。それだけではなく、中心街からわずか数分の距離にある世界的に有名な観光スポットを巡ることができるサイクリングの聖地でもあります。
日本の古都である京都は、西、北、東を向けば山に囲まれ、少し羽を伸ばせば日本最大の内陸湖が待っています。びわ湖は、その広大な湖を一周する200kmのサイクリングルート「ビワイチ」がサイクリストの間で有名です。しかし、京都をサイクリングパラダイスにしているのは山々です。自動車の交通量がほとんどない急な登りや、曲がりくねった森林に覆われた下りは、多くのサイクリストを魅了し続けています。
今回の写真撮影では、嵐山の竹林の近くを西に向かい、それから北に向かって、京都から田園地帯へと曲がりくねりながら続く過酷な花脊峠の登りへと向かいました。ルートプランによっては、車が少なく静かな林道を利用して日本海まで走ることも可能です。
京都の嬉しい特徴の1つは、有名な登山スポットのほとんどを市内から簡単にアクセスできることです。30分もあれば日本固有の田園地帯に向かうこともできるでしょう。ロードバイク、グラベルバイクの選択に迷ってしまうところですが、舗装が荒れていることが多い林道を探索するには、後者の方が快適かもしれません。重要な点はギアです。京都周辺の山では10%を大きく超える登りが顕在するため、軽いギアを使用することをお勧めします。今回我々が登った花脊峠は、全長9kmで、最初は2~3%の穏やかなペースで始まりますが、最後の2kmは平均11%超えの難所として知られています。
京都を取り囲むこれらの山々も、夏の間は熱と湿気を閉じ込めた魔境と化すことに注意しなければいけません。2日間の撮影中に着用したSUPERLEGGERAシリーズ(スーパーレッジェーラ)やPREMIOシリーズ(プレミオ)のような軽量ウェアは、この過酷な条件に大きなアドバンテージをもたらしてくれます。冬の間は氷点下が続くことが多く、カステリの機能性溢れる製品の恩恵を最も感じられる季節とも言えます。
京都の表の顔は豊かな文化的遺産や建造物ですが、サイクリストにとっては世界でも有数のエンターテイメントに富んだ街だということを忘れないで下さい。
京都を思う存分探索する
本当の京都を知るためのアドベンチャーライド
撮影初日
西京都、嵯峨鳥居本、愛宕山を巡る旅
愛宕山を超え、さらに郊外へと進む
愛宕山
桂川周辺
約800の棚田が広がる越畑・樒原
撮影2日目
花脊峠へと繰り出す
ラスト数キロは平均勾配7-8%
京都を見渡す
ライド終了後のお楽しみ
街へと戻り、撮影終了