カスタムジャージツアーを体験
2023年4月14日(金)、この日はサイクリングチームのスマグラーズ7人をカステリ社に歓迎する日である。彼らは私たちと数日間一緒に過ごすために、ベルギーからイタリアまで車で一日かけて移動してきた。私自身が彼らと一緒に過ごすのは金曜日の朝と昼食だけ。彼らは自転車に乗りたがっているので、残りの数日間は、ヴェネト地方のエキサイティングな砂利道をカステリ社員達と走る予定だ。短い時間ではあるが、私は彼らに忘れられない経験をしてもらいたい。予定通り、今日は私が「カスタムジャージツアー」と名付けたツアーから始まる。カスタムジャージがどのように出来上がるのかを見学し、それを着て屋外で撮影を行う。グラフィックも色もとても気に入っているし、私がサイクリストなら喜んで着用するほどの仕上がりだ。
カスタムジャージ・ツアーを開始するため、カスタムチームのオフィスに入り、デザイナーがグラフィックシステムを使ってジャージがどのようにデザインされるかを見せてくれた。チームメンバーの一人、ジョルベンが写真やビデオを撮り始める。まだ見学ツアーは始まったばかりだが、彼らはすでに熱中している。ここからは印刷室へ移動する。
子どもように遊びながら仕上げていく
すべての生地を持って印刷室を出る。もう一人の同僚が、縫製室でそれらを縫い合わせるために私たちを待っているからだ。ツアーもいよいよ最終段階となり、少し落ち込んでいる選手達が気になった。彼らは私に「もうこれで終わりかい?」と聞いてきた。彼らはとても楽しかったようで、ツアーが終わってしまうのが名残惜しそうだった。1時間半近く経っているのに、一瞬の出来事のように充実していたようだ。
縫製が完了してジャージが完成した。出来上がったジャージと一緒に写真を撮る。コーヒーを飲もうと誘うと、快く応じてくれた。そして、ジャージを着たマネキンと一緒に製品室で写真を撮ろうと提案する。正午になったので、彼らと一緒に店に行き、そこで昼食をとることになった。昼食の前に店内を見学し、ちょっとした買い物をする。「ジャージをマネキンに着せて写真を撮りたいのですが...。」と頼まれた。親切にも、販売員のシルビアが写真を撮ってくれて、ショーツを含むフルコーディネートをマネキンに着せてくれた。写真を撮り、買い物をした後、店内のバーに移動して食事をした。
彼らと出会い、午前中ずっと一緒に過ごし、社内を案内できたことは、私にとって本当に嬉しいことだった。人間的には素晴らしく、また近いうちに、今度は自転車で一緒にガイドツアーをしたいものだ。
CASTELLI PLAYGROUND
土曜日のグラベルライド
短い昼食休憩の後、選手達はスティーブが用意したトレイルを辿ってバッサーノに戻った。この日はバッサーノのパブでビールを飲んで締めくくり。
今回のツアーは彼らにどう映ったのか
ERWIN: カステリ本社を訪問した際、なぜ私達がこれほどまでにカステリと相性が良いのかがはっきりしました。私達もカステリと同じように、顧客や参加者に可能な限り最高の体験を提供したいと願っています。私達が行っているイベントやツアーでも、何かプラスアルファを加えようと常に試行錯誤しています。最高の体験を提供するためにね。
LUC: 短い旅でしたが、素晴らしい経験でした。来る道中のブレンナー峠では雨と雪に見舞われガッカリしましたが、カステリ本社のあるフェルトレに到着した時は晴れていたので、私達の気分は一変し、13時間の旅を終えて気分が高揚し始めました。翌日にカステリ本社の温かい歓迎を受けて、ツアー中も次から次へと驚きの連続でしたね。従業員の熱意、生産性がいかに労働集約的であるかを学ばせて頂きました。また、これだけの価格に相当する品質をまざまざと見せつけられましたね。本社ストアとランチの組み合わせも最高。バッサーノ・デル・グラッパという美しい町からのスティーブとのグラベルライドは、美しい景色と変化に富んだコースで非常に楽しめましたよ。短い時間でしたが、スマグラーズとカステリのおかげで素晴らしい時間を過ごすことができました。
GROUP ANSWER: カステリは、まるでもっと前からお互いを知っていたかのように、とてもフレンドリーに迎えてくれました。カスタムツアーは、舞台裏のすべてを見ることができ、最高の体験となりました。また、フラッグシップストアを訪れたときは、まるでお菓子屋さんにいる子どものようにはしゃいでしまいました。これからはカステリ以外のものを着ることはほとんどないでしょう。スティーブとジョバンニとのグループライドも最高の思い出です。旅行後の最初の1週間は、仕事に集中するのがとても大変でしたよ。まるで素晴らしい休暇の後のような感覚に陥りましたからね。唯一のネガティブなことは、あまりにもツアーが短すぎたということだけ(笑)。本当にありがとう!
カスタムウェアを作る
Images: Tjorven Vermeiren and Giovanni Lira